今日が
最後の日だったら何をする？
わたしはきっと早めに眠る

わたしは最強なので
クリームブリュレパイを買う

冷蔵庫の内と外関係なくなって冬

「丼」の中の点が僕としましょう

家計簿に「恋愛」の欄設ける朝

滝に触れれば滝
花に触れて花

動物が売ってる
売ってる動物が

私以外
誰も経験していない
それもそのはず
私の人生

あの人が
夢に出てきてくれたのに
つれなくされて
幕切れのアラーム

スープが冷めない距離から
スープを凍らせて
クール便で送る距離に

帰宅した娘に
学校どうだった？
「楽しかったよ」
 何が？
「学校！」…

イビキうるさいから
死刑って言ったら
はいっ！って言われた

自粛だね
一年経っても
自粛だね
自粛って言葉を
取り違えてない？

不揃いなみかんを
ひたすら並べれば
でこぼこたのしい
リズムが生まれる

雑草と言う名の
植物はありません

この一言と人間宣言

捨てる神あれば拾う神あり

神様わたしを拾って下さい

棚にきれいに
同じスリッパが
並んでいる時
どこから取るか
無意味に悩む

愛してる
そんな言葉で
縛りつけ
去ってしまった
部屋は空虚で

行きは特急
早く会いたいから
帰りは各停
余韻に浸りたいから

永遠に
わかりあわないためのダンス

一年前が
嘘だとしても
おかしくないくらい

埃をかぶった友情
磨きをかけた孤独

会いたいときに会えない
空っぽの工具箱

トラウマとか
リストラとか
新種の生き物のように

夢の中ですらマスクの君と逢う

自由帳 宙に浮かんだ物語

賀状なきポストにピザのチラシ

理不尽な童話の中にも八重桜

冬の雷出席に○ゆっくりと

腐らない桃があったら捨てなさい

ひそやかに呼吸を続ける秒針と
同じリズムで私も年老いていく

たまらなく会いたくなるのは
魔法、か
呪い、か

明日、彼氏を私の宇宙に呼ぶ

学校に行って
早く嘘をつきたい

猛犬注意ってもはや死語かな

庭に猫がいて
猫じゃないふりをするから私も
人間じゃないふりをした

「実力さ」

言う君のかばん
各種お守り

コロナより
怖い寝坊と
新試験

わたしのきもち／ちもきのたなあ

スノードームの雪が降る街

金魚は死んでもういないのに
毎日水換えをする母は楽しそう

君の言葉はきっと
音速を超えている
だから
僕には届かないんだね

生きる理由より
死ぬ理由の方が
簡単に浮かぶ時代
ひとりで過ごす三が日

誘拐された愛の言葉
犯人の要求は
私の唇
お金じゃないなんて
いいセンスね

よそよそしい君からの年賀状
心なしか 牛の角が鋭い

鏡の前であなたからの
手紙を読んでいました
鏡に映る私は
ひどく可哀想でした

二人乗りの自転車
後ろの君が呟く
きっと
この風が恋で
この背中が愛ね

春を訪れた。

「準備中」
と貼り紙があった。

雪掻きの前に棒高跳びをする

あなたと会ってない時の私は
あなたと会ってる時の私より
あなたが好きよ

新聞紙を逆さに
読みながら
君に浴びせた接吻は
スキのしるしのキス

僕に届く明日
窮屈な靴音
書きかけの詩
借りたままの虹
不当解雇された夢

ゴムの紐で首を吊る
地下一階から飛び降りる
結局、僕は生きていく

月面にスターバックス１号店
オープン初日は満月らしい

体が小さい動物は
早く死ぬ
と教える母
じゃあ、私は早く死ぬの
と聞く幼稚園児

海はただ私の足音聞くだけで
ひとりで泣いてる理由は
聞かない

生きてたらまた会おうなと
去り際に言いながら友は
カロリーメイトを齧ってた

凶器が
見つからないから
捕まることの無いこの恋
動機は
貴方を好きでいるだけ

地下鉄のホームで蝶とすれ違う
空まで案内してあげたくて

ワレワレハウチュウジンダ

我々は
地球人だよ
仲良くしてね

食後に
回転寿司のお皿を
値段別に重ねたあなた
たぶんそれが
好きのはじまり

恋をお取り寄せしたら
送料はかかりますか？

いいえ、無料です
ただ冷めますが

日本の年間降雨日数は
１２０日
雨の日に暗い顔してたら
三分の一が暗くなるよ

成功した時は人のおかげ
失敗した時は自分のせい
父の言葉が今ならわかる

生き延びた言葉に無数の銃痕

しゅんとした顔
無反省のしっぽ

終電。
窓の外。
真っ暗。
私が見える。
私は見えない。

了解を、り、としたり
何でも短縮する時代
詩と私の距離だけ
縮まらない

僕の失敗は
きっと
神様にとっての成功

さざ波ひとつ無い湖
それが絵だと気づいたのは
自分が映っていなかったから

春の色バーバリウムに泳ぐ蝶

雨の音がうるさい時は
私の心がうるさい時で

マニュアル通りに生きてきた
故障かな と思ったのは
君と出会ってから

住宅展示場に迷い込んだ
猫みたいに
空虚な理想の街で
生きている私

時計を決めてから
明日着ていく服を決める

母の子守唄を
ずっと聞いていたくて
眠いのに目を開けて
我慢していたわたし

春がくる前に僕は
もう春の人になっていて
いつも
君と春は
遅れてやって来る

昼寝している娘のとなりで
ひなたぼっこのランドセル

私が父と母を産んで愛したい

誰かの地平線
歩いている

全て無くなった

あなたは何が嫌いですか
何をしていない人ですか

僕らの自己紹介はこうだった

「俺は自由なんだよ」

彼はベルトの穴を
一つ緩めた

指先でそっと肌を
撫でるような暴力

君と僕のたった
一度きりの人生すら
誰かしらの盗作にすぎない

今はもう会えないきみと
夢ならば会えると聞いて
これが夢なら

私たちは
明日がくると信じているから
予定を立てる
一秒先も予測不可能なのに

黒ばっかりだわたしの服は

なんで生きてるのかわからない
でも
みんなそうなんだって

蒲公英はえらいなあ
可愛い子に旅させる

辛すぎる過去が
履歴のアピールになるよな世の中

絶対言わない

首かしげ
こちらを見てる
つぶらな瞳
どんな悪さを
しましたか

こっそりと
ボーイフレンドと話す夜
切り際の「チン」
ドキリ黒電話

隙あらば
引き出し開けて
カリカリの袋を盗む
ルパン猫あり

迷惑は百も承知よ
でも家に帰りたいだけ
そう叫んでる

優しくて損するわたし
得するあんたら

あの子の「あんたら」に
含まれるわたし

くそマジメ
読む気にならない
君からの詩みたいなメール
普通に話して

幽霊になっても使える電子マネー

雪に紛れて
天使がアイスを買いに来る

魔王も入れる自動車保険

手品師の帽子を出る直前、
鳩は死について考える

何度目の寝返りから夢だったのか

泣かなくたっていいじゃない
だって、もう、血が出てるのに！

鳥籠の中の静寂原爆忌

投げ出した四肢に
日差しをたくわえて
わたし
銀杏の木になっている

朝焼けが似合う街にも夜が来る
作り笑顔を閉じるみたいに

もし君に好きだと言って
この地球上で
噴火は起きるだろうか

薄汚れほつれ
私も革靴も
お花畑も夜道が似合う

じいちゃんの寝言
「歯ブラシにはならない」

膝と膝の十センチ
「あのね」と「うん」の間

二人でいるほうが孤独だったね

一片のチョコを分け合う力んだ手
甘みは僕に苦みは君に

無機質に流れる季節は戻らない
明日が試験だ止まれよ点P

午前０時
ドーナツほおばるこんな時間
ゼロの穴から零れるカロリー

胎内で聴いた
母の心音を
みんな忘れて大人になった

すこやかに眠るあなたに
頬擦りをしてみただけなのに
ねこぱんち

八百万いるはずなのに神様は
今年も待ち人連れてこない

下を向いたら涙がこぼれる
上を向いたら人にぶつかる
そんな日もある

　今日と
う
　優しさの糸で
縫
　明日を

わたしがわたしに　恋したら
迷子の朝が　帰ってきた

笑われてなみだが溢れ出すのは
君は頑張っているから

張りつめた
歩道橋の
階段下の自転車
いつ放置されたのか
街に愛されていた

白でも黒でもないグレーゾーン？
いいえ
白でも赤でもない幸福な世界線

相対性理論
私はまっすぐ歩く
君の周りをぐるぐると

あなたが淹れたコーヒーは
自尊心と
ひとつまみの絶望の味がします

だらりと垂れたバナナの皮
本当はね
カーテンになりたかったの
少しはにかむ

くちびるのたてじわを
ぬうようにして
きみのぜんぶをつつんでさらう

セーラーのあなたに落ちたひとひ
らの桜を払う手つき慣れたよ

下駄箱で君と「じゃあね」と言い
合える確率きっときっとないけど

七夕式恋愛作法でご愛敬
一年に一度の恋ならば
千年ご一緒いたしましょう

どこかで猫が鳴く
しばらくして止んでも
耳は猫を欲している

よくわからないせかいに
新しいわからないが来て
へんかしている、らしい

歩くたび削れる
靴底のために
まだ肉体のやわらかい修羅

二席分使って眠るおじさんに
死ねと思って
生きろと思う

地下鉄に身を任せつつ
蟻の巣に水銀流す
動画みている

たまごを高速でとぐ
あなたは美しいという意味

結局
人の鳴き声はどんなでしょうか
今日も生きています

詩ばかりあって砂糖が足りない

「丼」の中の点が僕としましょう

クロワッサンの形に怒る鳥

アレクサはいつも丁寧語で光消す

祝日と名付けた文鳥のまばたき

類語辞典
言葉はみんな恥ずかしそう

追伸で日本に雪を降らせる

着払いで枕詞を送られる

吐瀉物に少しだけ血があり雨水

弁当を
作る同志か
朝五時に
ぽつりぽつりと
灯りがつく窓

不揃いなみかんを
ひたすら並べれば
でこぼこたのしい
リズムが生まれる

うるかすも
したらもだっけも
通じない
そんな街にて
おはよう靴下

わたくしから はみ出たものを
なかったことにして
カミソリは光るのを止めた

死にたい
と言いながら朝まつげ上げ

危篤の報空港染める冬日差

木の家の闇の重さに湯冷めして

ピンセットで秋思を集める男

活断層が静かに眠る町吹雪く

誰とでも居られる君といる聖夜

腐らない桃があったら捨てなさい

ひとつだけ願いが叶うなら
残りの願いごとは
自分でなんとかするのに

わたしの子なので叩きます

学校に行って
早く嘘をつきたい

五人の男が歩いていて
みんな似ていた
そう、
金全舎会今
こんな風に

雨粒が手紙に落ちてインクが滲む
流れた青にふれて
せめて自分も汚れてみる

庭に
零れ種の南天が実ったのは
雪が積もったら兎を作る人
に選ばれたってこと

この先
生きてゆくために
夏の日の砂場に忘れたスコップを
取りに帰らなくては

君の手が
温かくなっていて
眠いのねって言ったら君は
うん、て涙を流した

朝から
同じ場所にいる蜘蛛を
しばらく眺め
治療中の歯をまた
舌先でつつく

私の頭上にぶフフフん
と鼻しぶきを降らせた
あの馬は
私が子供だと知っていた

じきに雨があがるよと
雀たちの声がして
アスファルトが静かに
光を待っている

小物入れの存在価値は
ひっそりとした蓋と
何にも入らない
小部屋があるところ

あの後ろ姿はたぶん
お向かいの奥さん
白線を
平均台みたいに歩いてく

ティラノサウルスだったとき
あたしは狂暴だった
生きたくて
仕方なかった

元日のパトカー
父を乗せてゆく

初日の出
きれいな嘘と同じ色

枯野への招待状を燃やす夜

冬を絵にしたら尖った丸になる

アイロンの匂いが
薄暗い部屋中に広がる
母の背中が止まったまま
動かない

家のお風呂に潜って
この世界に
ありがとうを１００回言った

僕の捨て台詞を丁寧に拾う君

僕のマフラーの巻き方を見て
慌てて真似する君のいる季節

体が小さい動物は
早く死ぬ
と教える母
じゃあ、私は早く死ぬの
と聞く幼稚園児

海はただ私の足音聞くだけで
ひとりで泣いてる理由は
聞かない

食後に
回転寿司のお皿を
値段別に重ねたあなた
たぶんそれが
好きのはじまり

生き延びた言葉に無数の銃痕

車を駐車場に入れようと
後ろを振り返った時
この夜と繋がっている
そう思えた

つむじ風に舞い上がる
ビニール袋
落ちる場所を知りたくて
駆け出していた私

君のためだけにある一文字
そんなものだって作れる

「俺は自由なんだよ」

彼はベルトの穴を
一つ緩めた

彼らは部屋に引きこもる
消しゴムの指先を
持って生まれたせいで

綿棒で耳を擦りすぎると
夢が逃げますよ

指先でそっと肌を
撫でるような暴力

ポテチ食べ推理小説読みながら
わたしが刺すならこんなふうに

きみのいない死後の世界なんて

新月の穴に
おちていった
あの人

いつ頃の髪型だっけと考える

鏡に映る母の面影

暴言の子に
投げつけた冷麺を
パキラの葉から
剥がしつつ泣く

週末は親戚が来てた
ご馳走を並べる母が
泣いてたなんて

腰かけた
祖父のスリッパ
ぱたりと落ちる
伸びっぱなしの
爪に気づく日

アパートの花壇のへりに
ちょんと座る
ちいさいおじさん居た通学路

冬銀河ひとりひとりにある秘密

人魚のほうが時給が高い

祭のあと、
銀河鉄道は金魚で混雑している

永遠を信じないために
窮屈でかわいい制服を着ている

手品師の帽子を出る直前、
鳩は死について考える

有料の友達と行く春祭り

楕円をたくさん書いていると
たまに卵の幽霊が紛れ込む

昨日外へ出した蜘蛛が
枕もと、飛び跳ねている

しりとりで
子供の世界を教えてもらう

寒空の下で
ぐ
ぎぎ
泣く雨戸

オンガクを
傷つけながら聴く日々に

置き去りのブランコ、
記憶が揺れる闇

蛍烏賊の群、満天

鳥籠の中の静寂原爆忌

牛乳をとくとく注げば
この冬の夜はいっそう
静まり返る

くらやみの自室に何もかも置いて
来たように立つくるぶしの白

耳たぶにかっと流星落ちてきた
バドミントンに出会った朝に

投げ出した四肢に
日差しをたくわえて
わたし
銀杏の木になっている

雷鳴のように雀はひるがえり

君の首から
湧き水の音がする
ああ、血潮ってこういうことか

小鳥来る束ねた
糸のこえを持ち

ぐわぁらぐわら
笑い方も鳴るお腹もおならも
雷様みたいなじいちゃん

沈黙に祈りのような溜めがある

さみしさをひっくり返す
パンケーキ

卵割ったらどぅるんと夕日

手拍子の花開くよに
崩れゆく
祖母の背何度、なんどさすれる

教室の窓から落ちる
ひかりには
踏みにじりたくなる音がある

空想の世界にペンの染ひとつ

おまえ、って呼び方にある
巣の雛を
かき抱くよな
なまぬるい熱

マスクの子
集まってまた
離れては
花占いにいそしんでいる

金魚鉢からててぽぽと泡の匂い

熱っぽいからだ布団に横たえて
世界じわじわ膨張してる

ただ暗いだけの空にも
太陽はあって
階段二段飛ばしで

雪かきの反動
からだ脱ぎ捨てる

背後から撃たれてすぐに生き返る
あなたの指を思い浮かべる

みんなみんな
ほんとは誰も優しくて
ほんとうには
自分のことしか考えない

毎日が飛ぶように過ぎるから
日めくりを買った
薄くて軽い一日の紙をちぎる

口元に布一枚の免罪符

できたての瘡蓋を
剥がすかのようにめくる
僕だけいない卒アル

　今日と
う
　優しさの糸で
縫
　明日を

蝶の影をアスファルトに落として
上を向かせてくれたのは神様？

咳をする父の電話
洪水の後の何もない感じ

善悪の彼方
ある日ゴミ捨て場のカラスが
私を連れ去ってくれないだろうか

長年使ったピアノの掃除
音にならなかったものの死骸を
そっとゴミ箱に捨てる

「報告、
喉にいる人たちが左耳に移動中」
病床で寝返りを打つ

だらりと垂れたバナナの皮
本当はね
カーテンになりたかったの
少しはにかむ

きみたちがさみしいことの
比喩として
ドブをながされていく桜

うずくまり
わたしが涙を
ながすとき
せかいのどこかで
鳴っている鈴

ぎんいろの蛇口をひねり水をだす

鳥がないてる
ひとりはこわい

雨雲を追いかけていく
ぼくはまだ
きみに会える気がしてならない

中庭のひかりの中で話したね
春の雨には匂いがないこと

目覚ましの音より早く目が覚める
今日はあなたとさよならする日

工房に木屑まみれの手よ時雨

冬の雷出席に○ゆっくりと

腐らない桃があったら捨てなさい

たとえば夕焼けが
美しいとして
僕の命は燃えている
か

雪が眠る夜
60Wの月明かりが
地上に降り立つ

一匹おまけしてもらった金魚が
一番長生きしてる

マニュアル通りに生きてきた
故障かな と思ったのは
君と出会ってから

「気を抜くと短歌にされちゃう」
ザッツライ俺を思って震えて眠れ

コートに降った雪は
少しずつ溶けていって
いつまでも眺めていたいと思った

セーラーのあなたに落ちたひとひ
らの桜を払う手つき慣れたよ

歩くたび削れる
靴底のために
まだ肉体のやわらかい修羅

言葉覚えていてね
豪雪地帯
帰ってしまえば
私は白鳥

太陽と月も湿気ってんな

腕時計の重さから解放される休日

遠い感　食後にあけた
お手拭きを
きらきらきらきら指に巻いてる

地下鉄に身を任せつつ
蟻の巣に水銀流す
動画みている

うどん屋の跡にうどん屋
まひるまの人の少ない
バスにゆられて

野良猫を地域猫って呼んでいる
商店街に夕日の匂い

アルバイト急募の張り紙
四つ角のセロハンテープに
挟まる犬の毛

クロワッサンの形に怒る鳥

羊二頭買えるらしい貯金額

アレクサはいつも丁寧語で光消す

花屋
花には根があったりもしたが

ほどかれたつもりで床で寝る

類語辞典
言葉はみんな恥ずかしそう

半分に割れた石のどっちを持とう

スクラムを組んで薄暗い体たち

体には性器や爪も含みます

ひびくひびに
さいのひびからもれるさい