ざまあみろ髪を若葉に染めている
前髪に木の芽灯して出社する
白色を八つに分けて春の昼
さんしゅゆを知って 何度も声に出す
春の闇ぽぽと輝いてる蕾
頭頂をふんわり固め偽の春
春の闇せまいおでこに口付ける
いつまでをひとりで生きる貝合
日永かよ アクティブに紛れて生きる
退勤のカードの音の華やかに 今日は私が春に勝った日
その赤は椿ではなく目を逸らす
三月のサッシと熱を分けあう日
傷痕は無しにできない万愚節
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類