過去はいつも僕から離れる一方で そこにハガキが一枚届く
さよならは他の声より少しだけ 震えることで知られています
生没年つなぐハイフンを奪って この世に閉じ込めたいと願った
感じられる色のすべてを夏にする 花の名前を考えていた
目覚めてるふりをしている 雪だった日々を見ている 偏在しない
地下鉄を凌駕する大声で 笑う
神様を自分の中につくって あっという間の冬がまた来る
ルール① 夏はすべてを愛でること。 録音で聴く自分の声も
時として人間はみな狐憑き
GReeeeNの eを数えているうちに 僕は天気の話もしたい
セブンティーンアイスを一人 道端で もう戻れないあの頃を見た
もしぼくがこの場で いのちを落としたら スマホを向けて拾ってほしい
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