舌先で口内炎を撫でる この子もいつかいなくなる
紫陽花の一粒一粒に集まる光
お義母さん 私を忘れて いいんだよ
お気持ちで大丈夫です の言葉で気付く 小さな自分
私ではありません 私でもありません ただ逃げたいだけが 重すぎる
きっと躑躅の蜜を吸う星人
いつまでも未来ばかりの人生で ニュースタイルにゅーすたいる
雑草と呼ばない人の花畑
今の言葉 私をヌーの群れに 置いていくようだった
私には無関係だと思わせた 遠い消防車の放水
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