ごみ箱を抱き枕として梅雨に入る
水たまり素足で入るやましさの 今は逢瀬の後ろめたさに
八十八夜 苦い苦い思い出を 出がらしになるまで抱いている
春愁を 切って錆びゆく メトロノーム
ひとこと多い私 来世はフキノトウ
揚雲雀 第二ボタンは遠かった
白木蓮 別れの歌だけ聞いている
鎌倉の 波打ち際の曲線を 数式で解く 空が〇する
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