冷蔵庫の音が宇宙に鳴っている
リラ冷えの水道水を透かす午後
唇のソテーに挽歌を歌わせる
三人称単数として夜の街をゆけば 鎧のように住宅
自転する車を漕げば月の下
レタスの葉を洗う雫はうつくしい 誰と生きなくても構わない
SPI問題集にまみれゆく本棚 はるかな西陽のなかで
3年で最大級の大雨よ 降れ、この別れを嘘にするため
銀河引くきみは銀河じゃない (かもね)
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