一次選考通過作品
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鯨的経済水域侵犯
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帰り道の金木犀の匂いが 君と似ていて また君を思い出してしまう
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青春過ぎてコンビニ決済
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たましいの形を変える蜂蜜は 着地するまで重たい光
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投げ出した推理小説小鳥来る
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雪をはむ うさぎのしっぽ 食べてみた
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シャンプーとリンスの 位置を入れ替える 幽霊が出た ケーキ屋に寄る
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思い切って眼鏡を外せば 夜の街は 円いひかりの連なりだった
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毎日のわたしのお世話ながれ星
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もう一度僕を産めるよ 電子レンジで温めて 僕を食べれば
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動画とか たまに二倍で進んでる 我らは既にタイムトラベラー
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足元でうごく波 木漏れ日と影 横断歩道は海の中
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窓辺には 天使のためにキャラメルを 欠かさずに置く秋の習わし
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ランダムに やっていくしかなくなって こんてんぽらりん とした生活
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臆病なぼくと君との間には かみさまが棲む領域がある
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歌ってと言われたときの口の味
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泥酔をさめたらくるぶしにほくろ
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「くるみパンはよいものである」 という確信を こわされてしまつては困るから
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浅い波 ユーザーネームにふくまれる 数字で 誕生日を予想する
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瞳孔は印象・渋谷を果てながら 逆光の蛾はたぶん内側
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夜泣きかな? また空耳か 夜泣きかな?
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ふゆの虹 わたしにもいた パ ト ラ ッ シ ュ
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かぼちゃに挿した once upon a time 抜けよ
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爽やかな語りに光る時折の 違和感としてあなたの銀歯
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動脈にふれれば延びていく夜に 子供は子供をつくってはだめ
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階段の手すりへ指を絡ませる私は 鶴を折る夢を見た
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引っ越して安心しきり 箱の中
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あの日から影は帰ってこない ぼく さびしいみたい とうめいみたい
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にわとりのための 湯たんぽぴよぴぴぴ
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経験は 人のお口を 旅してた 燻むフォークや スプーンみたい
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角砂糖は入れない方がマシだった 土曜の午後はいつも同じだ
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流水算で飢えてみましょう
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檸檬すぱっと消印のない辞表
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傷つけることの終わりや口実や 回りつづけている換気扇
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眩しさに思い出される本がある 青いスカート海と鎌倉
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進路欄「海」と書いたら 先生はしばらく窓の外を見ていた
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ぱらぱらぱらっといのちがさわぐ
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身一つの僕が 火星の夕焼けの青を見に 発つ夜は 手、振ってね。
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はざくらはざくら きゅうくつな空です
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ひかり、ぽたりと。雫をこぼして パイプオルガンを眠らせて
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一次選考に通過した最新60作品まで表示しています。 それ以前の作品は 作品検索 からご覧ください。
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